全国高校総体(インターハイ)第72回スケート・アイスホッケー競技選手権大会は16日、埼玉県上尾市の埼玉アイスアリーナでフィギュアの男女の予選ショートプログラム(SP)を行い開幕した。本県から唯一出場した女子の北條楓(ほうじょうかえで)(鹿沼東)は35・85点で全体24位。上位18人による決勝フリーへの進出を逃した。
北條は最初のトリプルトーループで転倒。その後の2本のジャンプとステップは成功させたが、決勝進出にはあと一歩届かなかった。
女子は北京冬季五輪代表の河辺愛菜(かわべ・まな)(愛知・中京大中京)が66・65点で首位に立った。ともに2月の四大陸選手権代表を決めている吉田陽菜(よしだ・はな)(同)が65・67点で2位、千葉百音(ちば・もね)(宮城・東北)が61・72点で4位につけた。
男子は中村俊介(なかむら・しゅんすけ)(中京大中京)が80・69点でトップとなり、四大陸選手権代表の三浦佳生(みうら・かお)(東京・目黒日大)は78・89点で2位。
大会第2日は17日、同会場でフィギュア男女の決勝フリーを行う。女子は18人、男子は12人が高校日本一を争う。
集大成、ミス引きずらず
フィギュア女子の北條楓(ほうじょうかえで)(鹿沼東)は予選のショートプログラムで24位。決勝のフリー進出を逃し「緊張に勝てず、悔しい演技となってしまった」と唇をかんだ。
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