野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスの選手が17日、宇都宮競輪場で日本競輪選手会栃木支部と合同トレーニングを行い、競輪選手が実践する過酷なメニューで約3時間、汗を流した。
新シーズンに向けた自主トレーニングを充実させるため、同支部の協力を得て初めて実施。大宅健介(おおやけんすけ)投手や鳥居大紘(とりいたかひろ)内野手など、ルーキー5人が参加した。
屋内用の固定式自転車を使い、日本競輪選手養成所の一般入試試験で行われる1キロ走などに挑戦。苦悶(くもん)の表情を浮かべながら全力でペダルを踏んだ。
同試験の合格ラインに迫るという1分10秒台を出した栗原洋太(くりはらようた)投手は「普段のランメニューでは追い込めない筋肉に効いている」と息も絶え絶えに語った。
その後は競輪用の自転車に乗り、1キロの全力走で追い込んだ。指導した山口貴弘(やまぐちたかひろ)支部長は「使う筋肉が違うのに、さすがの能力」と感心していた。