6区の中村(右)からたすきを受け走り出す7区の菊地=広島市内

 第28回全国都道府県対抗男子駅伝は22日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、栃木県は2時間21分42秒で22位だった。直近の2020年大会の26位を上回った。大会は過去2年は新型コロナウイルスの影響で開催されていなかった。

 一時38位からの挽回。22位という栃木県の順位は、各区間で粘り強い走りを続けたからこその結果だ。主将を務めた菊地駿弥(きくちしゅんや)(中国電力)は「『栃木はしぶといぞ』という姿が見せられた。全員で助け合う駅伝の素晴らしさが詰まっていた」と胸を張った。