ショートトラック少年男子500メートル準々決勝1組 2番手で前の選手を追う本県の並木飛=テクノルアイスパーク八戸

 特別国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会「未来へつなぐ八戸国体」第2日は29日、青森県八戸市のテクノルアイスパーク八戸ほかでショートトラックとフィギュアを行い、県勢はショートトラック少年男子500メートルの並木碧飛(なみきりくと)(宇都宮商高)の準々決勝進出が最高成績で、入賞に一歩届かなかった。

 このほかショートトラックは成年男子500メートルの萩原由侑(はぎわらゆう)(ホンダテクニカルカレッジ関東)、少年男子500メートルの木村明揮(きむらはるき)(宇都宮白楊高)、少年女子500メートルの並木(なみき)碧泉(あおい)(宇都宮スケート協会)、木村環日(きむらわか)(姿川中)がそれぞれ予選敗退だった。

 フィギュアは成年男子ショートプログラムの鈴木雄大(すずきゆうだい)(綜合警備保障)が28位、平田(ひらた)大和(やまと)(白鴎大)が30位でいずれもフリーには進めなかった。

三度目の正直ならず... 並木「ベストは出せた」

 三度目の正直とはならなかった。ショートトラック少年男子500メートルの並木碧飛(なみきりくと)(宇都宮商高3年)は中学3年時、そして昨年に続き、準々決勝敗退。みたび入賞の壁にはね返されたが、「今のベストは出せたかな」と納得の表情だった。