真岡市は1日、同市三谷のゴルフ場「ゴールデンレイクスカントリークラブ」にふるさと納税の手続きができる自動販売機を設置し、実証運用を始めた。
自動販売機はタッチパネルで操作し、運転免許証による本人確認とクレジットカード決済で納税する仕組み。寄付額は1万円から50万円までの九つの額を選べる。返礼品として寄付額の3割に相当するゴルフ場利用券を受け取れる。
この日は運用開始に当たり、石坂真一(いしざかしんいち)市長や工藤謙郎(くどうけんろう)支配人らが参加して写真撮影などのセレモニーを行った。石坂市長は「素晴らしいコースで市外のお客さんが非常に多いゴルフ場と聞いている。ふるさと納税を多く納め、楽しくプレーしていただきたい」と述べた。
実証運用の期間は設置費用が無料の1年間。運用継続の可否やほかの場所への設置などは、今後の利用状況を踏まえて検討する。