市役所を訪れた(左から)那須事務総長、広澤理事長、キー会長

 女子野球の世界一を決める大会「第1回 PONY Girls Baseball World Series」を小山、栃木の両市で今夏開く日本ポニーベースボール協会の理事長で元プロ野球選手の広澤克実(ひろさわかつみ)さん(60)=小山高出身=らは2日、両市を訪れ、開催予定について報告した。

 同協会の那須勇元(なすたけはる)事務総長(54)らと小山市役所を訪れた広澤さんは、大会開催の経緯や女子野球の現状などについて浅野正富(あさのまさとみ)市長に説明。「野球は男女関係なく楽しむことができるスポーツ。女子選手の夢の続きのため大会を盛り上げたい」と意気込んだ。

 同行したポニーベースボール&ソフトボールインターナショナルのエイブラハム・キー会長(63)は「女子野球の国際大会ができることは非常に歴史的なことだ。野球を通じた国際交流を期待する」と話した。

 一行は栃木市役所で大川秀子(おおかわひでこ)市長も表敬した。

 大会は7月31日に開幕し、海外から選手やスタッフ300人以上が訪れる予定。