栃木市は9日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比10・4%増の741億6千万円で過去最大となった。斎場の再整備事業や雨水・浸水対策事業、ごみ処理施設「とちぎクリーンプラザ」の保守整備事業を推進するほか、東京都港区にサテライトオフィスを設置する。記者会見で大川秀子(おおかわひでこ)市長は「全世代が夢と希望を持ち、災害や新型コロナウイルス感染症から市民を守る安全・安心なまちづくりに取り組む」と述べた。

 斎場の再整備事業に28億1200万円を計上。民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式で整備した新斎場を購入し、選定事業者に管理運営を委託する。10月の供用開始を目指す。