【矢板】市は10日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比8・4%増の150億9300万円で、過去最大の予算規模となった。新規事業の泉中や市城の湯温泉センターの改修費や、継続事業の市文化スポーツ複合施設「未来体育館」の建設費などが全体を押し上げ、2年連続で増加した。斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長は記者会見で「ハード整備を着実に推進するなどし、市の取り組みをさらに前進させていきたい」と力を込めた。
3月に閉校する泉中を複合施設に改修する事業には、3億8600万円を計上。泉公民館、泉保育所、泉げんきセンター、市郷土資料館、きずな館の5施設の機能を集約する。23年度着工、24年4月の供用開始を予定する。
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