バスケットボールの第98回天皇杯全日本選手権は15日、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮ほかでB1の4チームによる準決勝2試合を行い、前回3位の宇都宮ブレックスは千葉Jに65-77で敗れ決勝進出を逃した。
試合は立ち上がりから両チームが体をぶつけ合う激しい展開。その中でブレックスは相手に先行され第1クオーター(Q)は7-15。第2Qは5本の3点シュートを浴びたほかインサイドでも失点。遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)のジャンプシュート、比江島慎(ひえじままこと)の3点シュートなどで追いすがったが23-43と大きく差を広げられて前半を折り返した。
第3Qはアイザック・フォトゥの連続得点や遠藤の2本のジャンプシュートなどで猛追し、鵤誠司(いかるがせいじ)の3点シュートで残り3分を切って10点差まで接近。しかしそこから相手の3点シュートで引き離され50-64。第4Qも比江島や遠藤の得点で追い上げ一時9点差まで迫ったが、及ばなかった。