獨協医大病院脳卒中・心臓病等総合支援センターは23日、脳卒中の患者や家族がオンラインで交流する「脳卒中サロン」を初めて開催する。病気の不安や暮らしの困り事を、当事者同士で自由に語り合う。17日まで参加者を募集している。

 同センターは2020年12月、脳卒中や心臓病に関する相談窓口として始まった。医療ソーシャルワーカーが患者の悩みを聞き取り、医師や薬剤師、管理栄養士など専門職につなぐ。同病院に通院していない患者の相談も受けている。

 サロンは、脳卒中当事者の交流の場が少ないことから企画した。脳神経内科が専門の同病院の竹川英宏医師による病気に関するミニ講座の後、参加者同士の「おしゃべり会」を行う。竹川医師は「患者や家族が情報交換して支え合う場にしたい」と参加を呼びかけている。

 午後1時〜2時。参加無料。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使う。同病院地域連携・患者サポートセンターのホームページから申し込む。

 (問)同センター0282・87・2185。