不法残留などの疑いで摘発された外国人の勤務先だったとちぎ食肉センター=2月、芳賀町稲毛田

不法残留などの疑いで摘発された外国人の勤務先だったとちぎ食肉センター=2月、芳賀町稲毛田

不法残留などの疑いで摘発された外国人の勤務先だったとちぎ食肉センター=2月、芳賀町稲毛田 不法残留などの疑いで摘発された外国人の勤務先だったとちぎ食肉センター=2月、芳賀町稲毛田

 芳賀町で2月、不法残留容疑などで外国人が大量摘発された事件では、同町内の食肉加工処理施設「とちぎ食肉センター」が外国人たちの勤務先だった。同センターは県畜産公社の運営で、豚肉の加工などには子会社と業務委託先、下請け会社が従事。人材が不足する中、委託契約で複数の業者が関わり、労務管理がずさんになったとみられる。県警は雇用側の不法就労助長容疑での立件も視野に、実態解明を進めている。