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座面が上昇した状態のユニワン。乗った人の目線の位置が高くなる

上昇した状態の「UNI-ONE」。目線の位置が高くなる。操作レバー等はない

上昇した状態の「UNI-ONE」。目線の位置が高くなる。操作レバー等はない

座面が上昇した状態のユニワン。乗った人の目線の位置が高くなる 上昇した状態の「UNI-ONE」。目線の位置が高くなる。操作レバー等はない 上昇した状態の「UNI-ONE」。目線の位置が高くなる。操作レバー等はない

 茂木町桧山のモビリティリゾートもてぎ(MRM)が場内宿泊者向けにホンダコレクションホールを夜間公開する「ホンダコレクションホール ナイトミュージアム」で、ホンダが開発している革新的なハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」の利用が始まった。

 UNI-ONEは座ったまま体重移動だけで簡単に動かせるロボットのような電動の乗り物。乗るときは座面が地上55センチの低い位置にあるが、走行時は15センチ高い70センチに上昇する。

 立っている人の目線に近いため見下ろされる感覚が希薄で、周囲とコミュニケーションが取りやすく、操縦に手を使う必要もないため両手が使える。

 最高速度は時速6キロ。8キロの航続距離がある。免許は要らず、3歳から高齢者、下肢に障害がある人まで利用できる。

 UNI-ONEの実証実験は昨年10月から三重県の鈴鹿サーキットパークで行われているが、MRMで実際に来場客がイベントで使うのは初めて。

 「ホンダコレクションホール ナイトミュージアム」は、春のイベントとして4月2日までの金土日祝日に有料で開催。UNI-ONEで館内を移動しホンダの2輪、4輪の製品の魅力や企業理念に触れることができる。公式サイトから参加を受け付けている。