桜の名所として知られる栃木県下野市国分寺の天平の丘公園で、早咲きの淡墨(うすずみ)桜が見頃になっている。
23日は満開。小雨が降った午前中は多くの人が訪れ、「曇りでも花が輝いて見える」などと言いながら春の風物詩を満喫していた。
下野市、視能訓練士大橋彩香(おおはしあやか)さん(33)は次男楓(かえで)ちゃん(2)と訪れ、「今年もすごくきれい。写真もよく撮れました」と話した。
同公園では4月30日まで、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた「天平の花まつり」が4年ぶりに開催中。市内商店の出店や飲食スペースが設けられている。
淡墨桜の後も八重桜などが開花し、期間中はさまざまな桜が楽しめる。