バスケットボールB1宇都宮ブレックスは1、2の両日、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮でSR渋谷と対戦する。試合はいずれも午後3時5分から。ブレックスはワイルドカードでのプレーオフ進出へ、わずかに可能性を残す。奇跡を信じ勝利を重ねたい。
前節は中地区の三遠と対戦し1勝1敗。第1戦はリバウンドで上回り、さらに3点シュートも50%以上の高確率で決めて80-68で快勝。しかし第2戦は相手の守備に苦しみ56-59で敗れた。通算成績は23勝22敗で順位は東地区5位。
SR渋谷は21勝24敗で中地区3位。激しい守備からリズムをつくるブレックスと似た特長を持ち、鵤誠司(いかるがせいじ)は「強度の高い守備からどちらが流れをつかめるか」とポイントを挙げる。
加えて攻撃もリーグ5位の1試合平均82・9得点と強力。司令塔のベンドラメ礼生(れお)と外国籍3選手を勢いづかせると厄介で、佐々宜央(さっさのりお)監督は「(守備で)相手の長所を消しながら戦っていきたい」と見据えた。