幕開けした県議選は、新型コロナウイルス対策のマスク着用が緩和されてから県内で最初の大型選挙となった。告示から一夜明けた1日、多くの候補者は各地でマスクを外して街頭演説に立ち、支持を訴えた。一方で、有権者と接する際はマスクを着けた上で握手する姿が目立った。「候補者の感染を避けたい」「有権者から嫌がられるのが怖い」などと、大半の陣営は感染対策を大きくは緩めず選挙戦に臨んでいる。
好天に恵まれた1日午前、宇都宮市内の商業施設駐車場。「県議会へ押し上げて下さい」。マイクを握る候補者が、マスクなしで声を張り上げた。
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