3回戦作新-英明 9回、逆転の2点本塁打を放ち生還する作新の武藤=甲子園

2回戦石橋-能代松陽 先発し7回0/3を投げ抜いた石橋の入江=甲子園

3回戦作新-英明 9回、逆転の2点本塁打を放ち生還する作新の武藤=甲子園 2回戦石橋-能代松陽 先発し7回0/3を投げ抜いた石橋の入江=甲子園

 兵庫県西宮市の甲子園球場で開催された第95回選抜高校野球大会は山梨学院(山梨)の初優勝で幕を閉じた。本県からは作新学院、石橋が2014年以来、9年ぶりのダブル出場。作新学院は23年ぶりに8強入りし、21世紀枠の石橋は初戦で敗れ甲子園初勝利とはならなかった。県勢2校の戦いぶりを振り返る。

 作新学院は強力打線を持ち味に勝ち進み、初戦の2回戦大分商(大分)に8-6、3回戦の英明(香川)とは9-8といずれも打撃戦を制した。山梨学院との準々決勝は好投手の前に7安打3得点に抑えられたものの、3試合のチーム打率は2割9分4厘と全国でも前評判通りの攻撃力を発揮した。