県議選は終盤に入り、各地で候補者の論戦が続く。教育や福祉の充実など、暮らしの現場には身近な政策課題が山積する。物価高にあえぐ生活困窮者、育児と仕事の両立にもがく母-。9日の投開票日に向け、県内有権者の生活と思いを見つめた。
電力会社から届いた請求書に宇都宮市、無職男性(56)は目を見張った。1年前の2倍近い金額が記載されていた。この冬、無駄遣いした覚えはないのに…。「今までと全然違う。夏になったら冷房代で家計はどうなるか」。不安が消えない。
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