【茂木】町教育委員会は6日までに、中世の山城で町指定史跡の「茂木城」をPRしようとパンフレット「町指定史跡 茂木城」を作製。併せて、昨年初めて作製した茂木城の御城印2種に春の特別版を加え、1日から頒布を始めた。
茂木城は四季の花が美しい城山公園として整備され、従来「城山公園花めぐり」のパンフレットが利用されてきたが、城跡と知らずに訪れる来園者もいる。
12世紀末から約400年間茂木氏の居城で、空堀や土塁がよく残る貴重な文化遺産だと知ってほしいと、茂木城と茂木氏について解説する無料パンフレットを別途用意することにした。
パンフレットは四つ折りポケット判で、茂木城の構造や見どころを、縄張り図や写真を使い分かりやすくまとめている。
一方まだサクラを楽しめるこの時季に「花見で登城した記念に」と、図柄にサクラをあしらった御城印を作った。墨字もサクラの絵も、腕に覚えのある町職員が手がけた。通常版とヒガンバナをあしらった特別版と合わせて御城印は3種になった。1枚各300円。
パンフレットも御城印もふみの森もてぎで入手できる。ふみの森もてぎは「パンフレットを手に城跡を訪ねて、記念に春の御城印を」とPRしている。
(問)同館0285・64・1023。