第95回記念選抜高校野球大会に出場した石橋高の選手らが11日、市役所を訪れ、坂村哲也(さかむらてつや)市長らを表敬した。
石橋高は3月21日、2回戦で能代松陽高(秋田)と対戦。健闘したものの0-3で敗れ、惜しくも初勝利はならなかった。
この日は、石橋高の瀬端徹(せばたとおる)校長や大山優(おおやまゆたか)部長、福田博之(ふくだひろゆき)監督、3年横松誠也(よこまつともや)主将(17)ら選手3人が訪問。横松主将が「守備は良かったが、打撃に課題が残った。夢のような時間を過ごせ、夏にまた甲子園に行きたい」と決意を語った。福田監督は「試合は勝てなかったが、オレンジ一色に染まったアルプススタンドからの大声援を受け、石高らしさを発揮できたと思う」と述べた。
坂村市長は「久しぶりに下野市民が心を一つにして応援できた試合だった」とねぎらった。この後、坂村市長から瀬端校長に市がクラウドファンディングで集めた応援金151万8千円(129人分)が贈呈された。