那須塩原市三区町の休耕地で、シバザクラが見頃を迎えている。
農村環境の保全などに取り組む「三区町環境保全隊」が、休耕地を活用して景観の美化に取り組もうと、2019、20、22年の秋に、隊員約50人が5アールずつ植えた。数カ月に1度、除草作業を実施することで、景観を維持している。
同保全隊によると、今年は今月初旬に約2600株が開花し、8日ごろに満開となった。鮮やかなピンク色の花が一面に広がっており、今月下旬まで楽しめるという。
猪狩正夫(いがりまさお)代表(70)は「駐車場もあるので、ぜひ遠方からも心を癒やしに見に来てもらいたい」と話した。(問)同保全隊事務局080・5961・9684。