たんぽぽらーめん

喜田和照代表

たんぽぽらーめん 喜田和照代表

 「体に優しい食べもの作り」をコンセプトに、健康に配慮した料理を提供する。運営は1942年創業の「喜田製麺」。代表の喜田和照(きだかずてる)さん(51)が約1年半前、母親の病気をきっかけに、食材や調味料を厳選し、うま味調味料を使わない「無添加・無化調」のメニューに刷新した。

 磯の香りが食欲をそそる八丈島の島海苔(のり)を使った「たんぽぽらーめん」は、タンパク質やミネラルが豊富で栄養満点。麺は国産の小麦粉を使用して全粒粉を混ぜた細縮れ麺で、糖質の消化吸収度合いがゆるやかで、急激な血糖値の上昇を防ぐといわれる「低GIラーメン」に仕上がっている。

 大田原市中心市街地の商品をPRする本年度の「与一逸品物語」に出品した「太多笑餃子(おおたわらぎょうざ)」も自慢の一品だ。抗生物質不使用の鶏肉や国産キャベツ、ニラ、ニンニクなどを使用し、素材本来のおいしさが口いっぱいに広がる。ライスはもちもちした食感の十六穀米で、胃腸に負担なく満腹感を得られる。

 店名は、たんぽぽの綿毛が広く飛ぶように、多くの人に楽しんでほしいとの思いが込められている。喜田さんは「体に優しい自然派ラーメンを食べに来てほしい」と呼びかけている。

 ▼メモ たんぽぽらーめん(しょうゆ・みそ)790円。太多笑餃子390円。ライス小(十六穀米)150円▽大田原市中央1丁目8の4▽営業時間 午前11時半~午後2時、午後5時半~10時▽定休日 日曜、第1・3・5月曜▽(問)0287・22・2142