栃木乳業(栃木市大平町川連、松倉敬士(まつくらたかし)社長)は、観光客などの土産品として需要を開拓していこうと、県産生乳を使ったヨーグルト「TOCHIGI YOGURT プレミアムプレーンヨーグルト」を発売した。
北海道に次ぐ全国2位の酪農県である本県ならではの商品として売り出していくため、2021年に商品化した「蔵の街こだわりプレーンヨーグルト」の商品名とパッケージのデザインを変更した。県などによる「“ヒット”商品創出支援事業」を活用した。
奥日光の高級ホテルなど、ホテルの朝食で提供されている高級ヨーグルトで、生乳、生クリームなどの原材料はオール本県産。乳脂肪分は5%と「濃厚タイプでありながら、ふわっとした柔らかい食感と生乳本来の香りを楽しんでもらえる」(同社)としている。
新たなパッケージには、自社の主力商品「栃木3.6牛乳」のデザインを踏まえた親しみやすさと、アルファベットのロゴ、金色の五つ星、雄大な牧場をデザインし、高級感とおいしさを演出したという。
内容量400グラム。店頭価格は460〜470円。県内では現在、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」、道の駅ましこで販売しており、今後増やしていく予定。