バスケットボールB1東地区の宇都宮ブレックスは21日午後7時5分から、秋田市のCNAアリーナ☆あきたで同地区の秋田と対戦する。秋田とは勝率で並んでおり、地区3位を確保するために落とせない2連戦だ。
ブレックスは前節、北海道を62-53で下した。第3クオーター(Q)まで接戦を強いられたが、第4Q開始直後からの連続14得点で一気に突き放した。
秋田とはここまで1勝1敗。最初の対戦は比江島慎(ひえじままこと)の不在が響き18点差で敗れた。勝利した2戦目は比江島が24得点と躍動した。
秋田は積極的な守備が強みでスチール数はリーグ3位。相手のペースに合わせず、ブレックスのリズムで試合を運ぶためにも「ゲームプランをしっかり遂行したい」とグラント・ジェレットは話す。
今季は残り6試合。ホームで行われる最終戦では強豪・千葉Jを迎え撃つ。渡辺裕規(わたなべひろのり)は「最終戦に弾みをつけられるように、まずは秋田としっかり戦いたい」と意気込んだ。