栃木県栃木市惣社町の国府(こう)公民館前の休耕田で、ルピナスが見頃を迎えている。
ルピナスはフジの花を逆さにしたように空へ向かって咲くことから「昇り藤」とも呼ばれる。2018年から地元住民でつくる国府地区ルピナスの郷づくり実行委員会が25アールの休耕田を活用して毎年育てている。
今年は例年より2週間ほど早く見頃を迎えた。青空が広がった19日は、色とりどりの花を写真に収める人の姿が見られた。
実行委の長孝(ちょうたかし)さん(79)は「4月末まで楽しめるだろう。花畑の中に通路を設けてあるので、近くに寄って見てもらいたい」と話している。