日々の生活で感じているジェンダーギャップ。不満や体験談などを自由に寄せてもらいました。

 「主夫」も当たり前に使えるように議論するなど、男女で異なる敬称や肩書は見直してもいい。(20代・女性)
 
 取材で「ご主人の職業は」と聞いたところ、「パートナーであり、主従関係はない」と反論され、気まずい雰囲気になった。(50代以上・男性)
 
 野球の原稿で、投手に対する捕手の表現として「女房役」という言葉は使わない方がいい。「妻は夫を支える役割」という意味合いを感じる人もいる。(20代・男性)
 
 社会的慣習に慣れ過ぎ、思い付かないこともある。気付いた際に気軽に意見を述べられる場を常設してもよい。(50代以上・男性)
 
 育児やジェンダー関係の話題は女性記者が担当することが多い。性別に関係なく、さまざまなことを取材して記事にすべきだ。(20代・女性)
 
 女性市議や女性管理職登用などを取材すると、「女性というだけで登用されるのは逆におかしい」とか「男性と同様に出世したいとは思わない」という考えの人も少なからずいる。さまざまな視点からの多角的な報道が必要。(50代以上・男性)
 
 スポーツ報道で男女同時開催だと「男子は○○、女子は△△が優勝」などと男子が先に来ることが多い。(20代・男性)
 
 「仕事は男女平等に」が困る場面もある。湯もみの取材で男湯の写真を撮りに行った。平常心を装って撮影に集中したが、男性はさすがに面食らっていた。(40代・女性)
 
 小学生の娘が「クラスの男子たちが女子を下に見ている態度が嫌だ」と不満を口にし、私は驚きとともにがっかりした。ランドセルの色は自由だし、名簿も男女混合だし、何かの係や委員を決める時も男子が中心ではないし、男女で遊んでいても他の子から冷やかされることもないし、私が小学生だった頃と比べて性差のない伸び伸びとした学校生活を送っていると感じていたからだ。今、世の中がジェンダーについて取り上げ、必死に改革しようと努めている。しかし、これから日本や世界を担っていく子どもたちがすでに男尊女卑のような考えをし始めているとしたら、いつになったら性別不問な世の中になっていくのだろうか。未来に一抹のかげりを感じずにはいられなくなった。(50代女性・宇都宮市)
 
 会社での昇任、配属が男性優位。女性の能力が上回っていても、男性を選ぶ。(40代女性・日光市)
 
 ジェンダー平等では家事育児の負担が女性の方が圧倒的に大きいことが一番問題視されているように見える。男性の家事育児の負担を増やすことは良いが、その分仕事の負担を減らさないとできないことなので、反対に女性の仕事の負担を増やすことが必要だと思う。私の経験で言えば、小さい子どもがいる同僚の女性が「残業できない」とのことで定時で帰していたが、今度そのような機会があった時は「旦那が家に帰っているなら、旦那に任せて残業に協力してください」と言いたくなる。その方がジェンダー平等につながると思うし、もし「旦那にはできない」と拒否するなら結局は家事育児は男に手を出してほしくないのだと解釈したくなる。(50代男性・栃木市)
 
 最近新聞を読んでいて違和感を覚えたのは交通事故の記事で、「男性警察官」「女性警察官」の表記。他にも「女性教員」「男性教員」などの表記があるが、話の内容によっては性別を書く必要があるのかなと思った。学校や職場などでは性差をつけないように変わってきているのに、新聞には男性、女性の文字が多いなとふと思ったので投稿してみた。(50代女性・鹿沼市)
 
 町会内、役員は、男性ばかり。防災に関しても男性が多い中で考えを述べていくことが大変です。地域の中でどうしたら、男女平等で話が進めていけるか、課題に思っている。(60代女性・佐野市)
 
 「女性が」「女性が」という意見が多すぎて、何が正しい考え方なのか分からなくなっている。何かとジェンダーを出してきて女性は弱者だという意見が出て、それがまかり通ってきている時点で男女平等ではない気がする。女性の立場が弱いところばかりがクローズアップされているが、世の中には女性が優遇されていることもたくさんある。お見合いパーティー等や婚活アプリは男性の方が料金が高いし、お店には女性のみが割引されるレディースデーだってあるし、女性専用車両だってある。これらが問題視されるなら、性別という言葉がある以上、永遠に解決されない。女性だから男性だからという理由で扱いを軽視したりすることを問題視するべきであり、男女で必要な区別は必要である。(30代男性・栃木市)
 
 性別で分けることは必要なのか。一人一人の特性で役割を担うことができるのではないかと考える。例えば、力のある人は力仕事を、子供が好きな人は子供の世話を、知識や技術のある人は専門職を、というようにだ。「やりたい」という気持ちだけでなく「できる能力があるか」で男女とも一律の指標の下に役割を担う。それが健全な社会のあるべき姿なのではないか。一方で、家庭内など社会のルールが通用しない世界がある。社会でのジェンダーギャップと家庭内でのそれは別軸での対応が必要だと感じる。世代による違いもあるかもしれない。(30代女性・小山市)
 
 ジェンダーレスと言うけれど、やはり男女の体格差、生理などの自然現象もあるので、完全なジェンダーレスは難しいと思う。そして、いまだに部活動では弱くても成績が残せていなくても男子が部長になる。団塊世代の考え方が直らない以上無理だと思う。(40代女性・宇都宮市)
 
 わが家では、妻に持病があるため、家事全部と近所付き合いと子育ての半分以上を私がこなしています。面倒くさい事は「できなーい」の一言で私がやります。これでも男女平等でしょうか。(50代男性・益子町)
 
 今は女性が優遇されているので、かえって男性が肩身が狭くてつらい感じもあると思う。(50代女性・宇都宮市)
 
 ジェンダーギャップ指数の順位でも歴然としているひどい男女不平等を放置している政治家や政党を是認している有権者は鈍感だ。(30代男性・宇都宮市)
 
 夫は全く家事を手伝ってくれない。共働きだが、私より先に帰宅していてもテレビを見たりパソコンに向かっていたり。私は帰宅後、洗っておいた食器を片付け、洗濯物をしまい、それから食事の支度。「手伝って」とお願いしても一度もやってくれない。だから最近は話をしない。今後、別居や離婚も考えている。夫の実家が男尊女卑なので、そういった考えや行いが引き継がれてしまっている。今は学校教育でもジェンダーについてよく学んでいるようだし、性差のない良い世の中になっていくのではないだろうか。(50代女性・高根沢町)
 
 男女平等についていろいろな人が議論しているが、的外れなことを言っていることも多い。一部の人は自分の意見をその性別の人たち全員の意見のように語っているが、そういった意見に限って内容が薄かったり非現実的だったりする。議論しようとしても自分の意見を押し付けようとするだけ。男女という二分割でしか考えていないため、横暴な意見が多いように感じる。(20代男性・宇都宮市)
 
 私は教職に就いており、女性が多い職場だったので、差は比較的なかったが、管理職になると女性は断然少なくなった。力量は女性でも十分あると思っていたが。(60代女性・宇都宮市)
 
 女性の管理職は確かに増えているが、子育てが終わった世代の人ばかり。やはりそんな仕事も管理職は男性が多いし、給与面も男性の方が高いと思う。(40代女性・小山市)
 
 5年ほど前まで住んでいたアパートでは当時の彼氏と同居していたが、私が契約者なのにずっと「奥さん」と呼ばれ続けた。彼は名字で呼ばれていた。大家は女性だったが、こういったことには全く関心がないのだろう。(30代女性・宇都宮市)
 
 家庭内で家事の分担が女性側に傾いていると感じる。私と母が忙しくしている時にスマホを見ていたりゲームをしていたりすることが多いのが不満だ。(10代女性・壬生町)
 
 私の両親は団塊の世代だが、この年代の男性の考え方はいかんともし難い男性至上主義。家事は全て女性がやって当たり前。いくら言っても理解できない。(50代女性・宇都宮市)
 
 女性登用には見えない壁があるように感じる。(60代男性・宇都宮市)
 
 不平等と騒いでいることがおかしい。私たちは体つきから男性と違うのだから、同じにはなりえない。「平等に」と騒いでいる女性に「あなたたちは男性と同じ力仕事ができるのか」と聞きたい。(50代女性・宇都宮市)
 
 学校の校則を見ても、「男子は襟より髪が伸びたら切ること」などと書いてあり、古くささを感じる。いつまでその不平等な校則を続けるのか。人権を無視していると思う。(40代女性・下野市)
 
 自分は他県出身者。なぜ栃木県は公立の進学校が男女別なのだろうと驚いた。教育の場から男女共同参画を伝えるべきではと思う。(50代女性・宇都宮市)
 
 学生時代は比較的男女平等の世界なのに、社会に出たとたん男女不平等になる。10年ほど前だが、お茶出しは女性の仕事であることに疑問を持ち、男性社員になぜなのか聞いたら、「女性が入れたお茶の方がおいしいから」と言われカルチャーショックだった。そうした古い考えが蔓延(まんえん)している会社だったので嫌気が差し、結局退職した。若手に辞めてほしくないという割に価値観をアップデートしない会社は淘汰(とうた)されていくと思う。(30代女性・宇都宮市)
 
 今は会社でバレンタインデーの義理チョコを自粛するように通達があるので、良かった。私はホワイトデーで3倍返しはしたことはないが、なぜ男性が義理チョコでも3倍返しと言われているのか理解に苦しむ。男性の考えで決めればよいと思う。正直、義理チョコはありがた迷惑だった。(50代男性・栃木市)
 
 主要ポストに女性が立てない。政治家もそうだが、能力があるのにまだまだ起用されていないと感じる。(40代女性・益子町)
 
 子育ての比重がどうしても女性に行きがち。お金をばらまく政策ではなく、根本的な保育園の充実や保育士の待遇改善を行うべきだ。女性のキャリアアップについては、女性自らが意識を持つことも大切だと思う。(60代女性・宇都宮市)
 
 戦前生まれの祖父母と同居している。幼い頃から「女の子なんだから優しくしなさい」「お父さんにご飯をよそわせるなんて。そんな子はお嫁に行けない」と言われ続けた。弟には言わない。男女平等に関するニュースを見ても他人事。祖父母は変えられないと思うが、最近すごくしんどい。「頼むから男女差別の発言はもうしないで」と言えたらどんなにいいか。そんなことを言ったらわが家は回らないので我慢ばかり。穏便に男女不平等の考え方を改めさせる方法はないのか、あったら教えてほしい。(20代女性・宇都宮市)
 
 アンコンシャスバイアスによる男女差別は刷り込みが大きく影響しているので、当たり前のことと言われていることも改めて見直してみることが必要と思う。(60代男性・宇都宮市)
 
 わが家の男性には、まだ「家事は女性の仕事」という感覚が無意識にある。根気よく言葉にして伝えれば良いのだと思うが、気を使いながら伝えることに疲れるため、諦めて自分でこなしてしまう。(50代女性・宇都宮市)
 
 性として、出産を担わされることに対する配慮はもっとあってよい。(50代男性・宇都宮市)
 
 同じ管理職なのに、仕事のできない男性より給与が低いと聞いたときはがっかりした。(50代女性・日光市)
 
 圧倒的に上司は男性。その理由が分からない。(60代女性・宇都宮市)
 
 ジェンダー平等世界一のアイスランドは育休取得率が7割以上。性別に関わりなく同一労働同一賃金。2010年のクオータ制導入から、企業だけでなく、国会議員の4割近くが女性。しかし以前はアイスランドも男性優位の国だった。転換点は1975年のストライキ。社会全体がまひしたことで、女性の存在の大きさを社会に示すことになった。同じようなことをしなければ日本は変われないと考える。仕事も家事も放棄したら、女性に対する見方は大幅に変化するだろう。(20代女性・鹿沼市)
 
 男女の平等化が叫ばれ過ぎており、本来の役割分担がなされていない。(30代男性・下野市)
 
 保育士や介護士など、もともとは女が家で家族の面倒を見ていた職業が低賃金。(60代女性・宇都宮市)
 
 「女はこうあるべきだ」「男はこうあるべきだ」というのを押し付ける人たちとは話したくないとは思っている。(40代女性・県外)
 
 日本は女性議員比率が低いと言われているが、国会議員であれば「国民の代表」であって、議員の男女差を議論すること自体が男女差別なのではないだろうか。(50代男性・宇都宮市)
 
 男性の方が上司に好かれるなど、無意識に行われる不平等が多く、どうにもできないのがモヤモヤする。(20代女性・宇都宮市)
 
 私が専業主婦で遊んでいると思っているのか分からないが、夫はごみ捨てしか家事をしない。毎日定時に帰ってくるのに家事も育児もやらない。土日は遅くまで寝ている。家事が私の仕事なら育児の半分はやってほしいと思う。(40代女性・壬生町)
 
 私の会社にも男性派遣社員が何人かいる。みんな独身。真面目に働いているが、女性とは縁がないと思う。女性は交際相手に収入が不安定な男を選ぶとは思えない。「生活費は私が何とかするから結婚しましょう」というような女性は私の経験では見たことがない。男性も収入が少なければ女性に声をかけられないと思うし、女性たちが思っているほど男性が優遇されているとは思えない。(50代男性・栃木市)
 
 夫の転勤に合わせて女性がいったん仕事を辞めると、子育て中であればなおのこと制約も多く、就職しにくい。(40代女性・宇都宮市)
 
 女性は家事労働が多く、時間が長く大変だと思う。(70代男性・真岡市)
 
 同じ年齢の男性と比べて、女性は接客中に高圧的な態度で接されることが多い。(20代女性・足利市)
 
 男女の体力差、女性の出産など、考慮すべきことを社会全体で正しく理解することが大切。何でも平等というのではなく、性差を生かすことを考えていかなければならない。(60代女性・上三川町)
 
 無理やり男女平等を進めているが、あまりにも少数者に入れ込み過ぎている。正しい男女観がけがされているように思える。男らしくしたい男性も女らしくしたい女性もいるのだから、ないがしろにされるのは困る。例えばスカートをはいて典型的な女学生になりたいのに、制服が男女スラックスで一本化されたら絶望的。(20代女性・壬生町)
 
 男女平等と言いながら、女性優先の考え方が行き過ぎている気がする。性別が異なるのだからある程度の区分は必要だし、区分をしたからといって差別になるわけではない。(30代男性・栃木市)
 
 「ちょっと言わせて」を読むと、男女で意見が分かれているように感じる。女性がフォーカスされ過ぎていると男性が思うのも一理あるかもしれない。男女が協働し成功している事例がもっと報道されれば、そういう意見は減ると思う。(40代女性・栃木市)
 
 「女性は」ということではないと思いたいが、女性の管理者には、融通が利かない、フレキシビリティーに欠ける印象が強い。(80代男性・那須塩原市)
 
 女性だけに会社の掃除当番が割り当てられる。町内会に参加しても「世帯主の代理」という立場になる。家族のだらしなさとかを妻や母親のせいにされる。見ず知らずの男性に理不尽に叱られる。(50代女性・鹿沼市)
 
 「保育園・幼稚園におけるジェンダーバイアスに気付くためのリスト」(本紙9月25日付)を見て、こんなにあるのかと驚くとともに、不必要な男女別や男児優先・男性優先の内容にゾッとするばかりだった。(30代女性・高根沢町)
 
 女性のリーダーといわれるような人でも、安易に女性の役割とか感性、視点といった言葉を発する人が少なくない。女性であることを武器に仕事をしようとしているようでリーダーとして怪しい。(70代男性・宇都宮市)
 
 給食室にエアコンがないことを本紙で知り、「台所は女が働く場所だから後回しなんだね…」と母がポツリ。日頃から母にそう思わせていたのは申し訳ないけれど、私は障害があり時短勤務がやっと。家の台所にエアコンを設置する余裕がない。この国の女性の労働力が安く買いたたかれていることへの憤りを覚える。(40代女性・日光市)
 
 もともと性格差、性差別などあり得ない。あるのは性適格である。(60代男性・栃木市)
 
 常日頃から不平等に当てられ、不満を感じている。学生時代には感じなかった格差を、社会に出ると如実に感じる。不平等を起こさないような制度が整っていても、人々の意識がまだまだ平等からは遠く思う。毎日悔しく、悲しく、腹立たしく、怒っている。(30代女性・宇都宮市)
 
 最近は「男だから」「女だから」が少なくなってきているのはうれしいことだ。ただ、私の職場ではまだ役員に女性は少なく、男性は基本給も多い。50代以降の人たちは偏見や男女差別を平気でするし、言う。育った環境などが関わっており、固執してしまっているので変えられない。ジェンダー平等を当たり前と思える環境を次の世代につくり、一掃していくしか方法はないのではないかと思える。(40代女性・野木町)
 
 女性のリーダーを増やしたいあまり、その人の能力ではなく、女性だからという理由で評価されていることがあると思う。(20代女性・那須塩原市)
 
 掃除やお茶出しなどの分担が暗黙で女性。「お酒をつげ」などといまだに言われる。(50代女性・宇都宮市)
 
 「会社は女性を何割以上雇用する」と法制化すべきだ。(70代男性・下野市)
 
 女性の方が不利な面や大変な面が多いので、男性がサポートして平等になるように気を使っていくことが大切。(60代男性・日光市)
 
 性別によって入場不可なイベントや場所があるが、トラブル防止の観点もあるのでグチグチ言っても仕方ないと思っている。(20代男性・那須烏山市)
 
 同じことをしても、賃金や地位に男女差がある。(60代男性・さくら市)
 
 働く女性が多くなっても非正規、低賃金が多い。決定権を持つポジションにいる女性が少ない。家事の負担が女性に偏っている。(60代女性・宇都宮市)
 
 家事育児全て女性の役割という考え方が浸透していて暮らしにくい。世の中が男性中心に回っている現状では、少子化対策は何をしてもうまくいかないと思う。(50代女性・塩谷町)
 
 男女関係なく、個人の能力を伸ばしたり、やりたいことに挑戦できたりするようになるといいと思う。(40代女性・宇都宮市)
 
 「男女」という表記は、「男」が先に来ているのが許せない。(20代男性・県外)
 
 学校で男女雇用機会均等法が制定されたと教わり、夫婦別姓論議が盛り上がる中、女姉妹の長女で家を継ぐよう刷り込まれてきた自分も重圧から解放されるかと期待を持っていたあの頃。そんな議論もいつの間にかしぼみ、今度は「女性の力を」と人口減少による労働力不足を補う駒のように期待されている。男女平等の認識の下、正社員として仕事をしてきたが、管理職になるのは本当に男性が多い。なりたいわけではないが、あたかも見えない分業制があるかのよう。今や夫の姓に変わり、先祖代々続いてきた本家、お墓がどうなるのかひたすら不安に感じる日々。(40代女性・下野市)
 
 「男性は」「女性は」という限定された言い方ではなく、「人は」「人間は」という言葉を使ってほしい。(70代女性・宇都宮市)
 
 一昔前のような「男性は仕事、女性は家庭」と決めつける考えは排除すべきだが、男女は体格や体力、体の構造が違うわけだから、状況に応じての区別は必要だと思う。最近はジェンダー平等の考えが浸透しつつあると思うが、男女の区別を男尊女卑に結びつける意見も多い気がする。服や下着、トイレや更衣室、女性専用車両といった「配慮」まで差別になってしまうのでは? 男女平等は誰もが望んでいるが、世の中が少し過敏に反応している印象もある。男女への必要な配慮は残していくことは必要ではないかと感じる。(30代男性・栃木市)
 
 「女性だから仕事ができない」「女性だから一緒に仕事するのが面倒」「配属させる新入社員は女性は避けたい」などの意識が役職上位の人に見受けられる。(40代女性・小山市)
 
 日本の女性は平等を望んでいないように感じる(女性であることの甘えを望んでいる人が多い)。(60代男性・矢板市)
 
 育児や家事を理由に、仕事で出世や昇格があまりなされていない。日本は分類分けしてひとくくりで考えてしまうことが多いと思うが、一人一人違った対応の仕方を考えるべきだ。(20代女性・小山市)
 
 育児中の女性は時間外や休日の業務について意向が確認されたり配慮されたりするが、男性には目が行き届いていない。同様の気遣いが行われるべきだ。(30代女性・宇都宮市)
 
 メディアやお店で「女性優遇」「レディースデー」「女性にはうれしい」などのうたい文句があると腹が立つ。「女のくせに・女らしく・女だったら」「男のくせに・男らしく・男だったら」という表現も腹が立つ。(30代男性・佐野市)
 
 地域の夏祭りに向けた集会でのこと。子どもの数も減って子ども会の運営自体が大変になってきていることを自治会の役員(70代男性)に申し上げたところ、「○○さんちがもう一人産めばいいんだよ」と言われた。唖然(あぜん)として何も言い返すことができず。そういうことを公の場で平気で言うジェンダー規範のなさ。県庁所在地である宇都宮市でもこのような状況…。自治会や子ども会などの担い手不足の解消を「もう一人産め」という言葉で片づけられてしまったこと。人口減少時代に、担い手不足の対策は待ったなしの状況にもかかわらず、話し合う余地もなかった。あなたの発言は、人を傷つけていて、少子化などの人口減少による課題に向き合おうとしない日本政府そのものと気付いてほしい。(30代女性・宇都宮市)
 
 男女の平等化が叫ばれ過ぎており、本来の役割分担がなされていない。(30代男性・下野市)
 
 毎回、このコーナーを興味深く読んでいる。自分の持つ価値観とのズレを認め、受け入れようと思いながら読んでいる。しかし、どうしても違和感の残る文言があった。「妊婦の時に特別扱いされて寂しかった」という言葉。私の妻も子どもを3人出産し、妊婦の大変さを身近で感じていた。周囲が妊婦に気を使うことは当たり前だと思っていたが、その気遣いを「寂しい」と感じる方がいることは衝撃的だった。ジェンダー問題を深く考えると、倫理観や価値観、自己肯定感など個人の問題も大きく関わると思う。未熟な私は記事を読むたびに混乱し、今後の人との関わり方に不安を覚える。(40代男性・宇都宮市)
 
 女性だから感じるが、スーツスタイルの場合パンプスを履かなければならないことや、女性は結婚しないと幸せじゃないという固定観念が特に高齢者に多いことに不満を持っている。(20代女性・宇都宮市)
 
 わが家では平等に炊事、洗濯をやっている。時間がある方が行う。言われることもなく、言うこともない。(70代女性・日光市)
 
 日本の男性は働き過ぎている。(40代女性・真岡市)
 
 育った世代による認識の違いが大きいと感じる。社会的には、不平等をなくす方向に進んでいるのではないか。しかし、制度があっても使えない会社が多いのも事実。(50代女性・鹿沼市)
 
 わが家のイベントは全て私が行い、私の誕生日ケーキも準備する。今年は夫に引き取りを依頼したが、忘れて自分の予定を入れてしまった。ブチ切れた私は、今後一切のイベントをやらないと夫やしゅうとめに宣言した。古希だが、新たな出発になった。(70代女性・那須塩原市)
 
 政治家には年配の男性が多い。ある程度、年齢制限を設け、次の世代を育てる役割に回ってほしい。(40代女性・栃木市)
 
 男女同権には大いに賛成だが、平等の定義がおかしな方向に向いてないかなと感じる。(50代男性・宇都宮市)
 
 「好きな色選び」の記事(4日付)を読んだ。年長の男孫がランドセルを買う時期だが、ピンクがいいと言っている。費用負担者の私としては「いいよ」と言いたいところだが、高学年になって「嫌だ」と言われても困るし、いじめに遭っては大変だし。「ああ、黒と赤だったら何の問題もないものを」と今更思う。何の色を選んでも好奇の目で見られないように、バァバとしては切に願う。(70代女性・鹿沼市)
 
 まだまだ男性が中心の世の中になっている。無理やりにでも女性の議員定数を増やさないと、これからの未来は暗いように思う。(50代男性・日光市)
 
 小さいときから「女の子はこうあるべきだ」という価値観の中で育ってきたので、「なんかおかしい」と思っても、それを思い切って主張することができなかったことに悔いが残る。(60代女性・那須塩原市)
 
 「女性の~」「女性が~」と社会的立場向上は良いと思うが、その思想が行き過ぎている人たちを見ることがある。(40代男性・宇都宮市)
 
 家事はいつも妻。同じサラリーマンなのに。(60代女性・那須塩原市)
 
 自分の会社でも、女性は事務作業という風潮がある。しかし事務作業以外の仕事となると残業は当たり前。家庭との両立という意味でも、事務作業以外の仕事をやりたいという意思が女性にあるのか疑問だ。そういった意味では、男女関係なく根本的に働き方を正しい方向に変えてバランス良い働き方ができるようにしていく必要があると思う。(20代男性・矢板市)
 
 私は専業主婦で、どうやってもパートだけでは夫の給料ほど稼げない。なので、稼いでいない私が家事の全てを担うことになる。それを当たり前のようにして過ごす男性が不満。夫のことだが。(40代女性・那須町)
 
 わが家は夫が積極的に家事をしてくれるが、友人の話を聞くと、まだ家事・育児は女性の役割と考えている人が多いなと思う。女性側も、夫や親、行政、有料サービスなどに頼って一人で頑張り過ぎないことが大切だと思う。(30代女性・小山市)
 
 私の職場、50代後半以上の男性は育児について驚くほど分かっていない。子どもなんて放っておいても自然に育つと思っている感じがする。上司からは「もう少し働けないかな」と打診されるが、こちらは22時まで育児という無償重労働があるため、体力的に厳しい。20時に帰ってビールを飲んでいる上司より長時間働いている。一方、50代前半以下の男性からは「最近はかみさんの方が遅いから、俺が夕飯作ってるよ」「うちの子、トイレトレーニングがなかなか進まなくて」などの声が聞かれ、だいぶジェンダーギャップがなくなってきたと感じる。(40代女性・宇都宮市)
 
 不満・不平などは個人的感情の問題だ。(60代男性・鹿沼市)
 
 男性か女性か、ではなく、それぞれができること、やりたいことをやるのが本当の平等だと思う。(30代女性・日光市)
 
 結婚するときは「仕事を続けるなら家事に手を抜くな」と言われ、出産すると「子どもを保育園なんてかわいそう」と言われ、親の会社を継ぐと「女のくせに」と言われた。「女は意見なんか言わないで男性の後ろでニコニコしていなさい」と公の場で初対面の年配女性から言われた。会議で「少子化は女性に頑張ってもらわないと、われわれ男性にはどうしようもない」と発言する男性がいて驚いたが、それを容認する笑いが起きてさらに驚いた。自分の心を守るために聞き流し続けている。(50代女性・宇都宮市)
 
 ジェンダー問題は言われなければ気にならない。騒ぎ過ぎることが差別を助長している。(50代男性・宇都宮市)
 
 結婚したらなんとなく男性側の姓にしなくてはならないという風潮が不満。早く夫婦別姓を導入してほしい。(30代女性・宇都宮市)
 
 私が家事をしているときは知らんぷりなのに、夫がやろうとすると「私がやる! あなたは疲れているだろうから」と言う70代の義母。私も働いて夫より多く家事育児を担っているのに、義母も夫も人ごと。高齢者に染み付いた価値観は根深いものだと日々感じている。(30代女性・宇都宮市)
 
 「女性に配慮」とよく喧伝(けんでん)されているのが気になる。確かに日本は女性の社会進出などで後進だが、男性が不遇な面も少なからずある。男女どちらも尊重する本当の意味での男女平等への動きはまだまだ遠いと感じている。(40代男性・栃木市)
 
 色について。通販カタログでは女性用のパジャマや靴下3足セットはたいていピンクや黄色で、男性用は黒や紺、グレー。私はいつも黒や紺、グレーの洋服や靴下を身に着けるし、ピンクの靴下をはいている人もあまり見ないのに、なぜだろう。自動車販売店でも入店するなり「奥さまの車。では軽自動車をお探しでしょうか」と言われたが、周りでは妻がミニバンに乗り、夫が軽自動車で通勤している人も多い。(40代女性・宇都宮市)
 
 まだ育児は女性が主に担っていることが多い。学校の役員などもほぼ女性。(50代女性・足利市)
 
 女性を大切に守るために男性は言葉を選び、最終的には近づかないことが一番良いと思う。(70代男性・宇都宮市)
 
 人間としての権利は当然、男女平等。しかし特性などは男女差があると思う。男女差別は排除すべきだが、区別は必要な気がする。(40代男性・小山市)
 
 G7でも話題になったが、うちの夫婦の収入差。夫は月収40万円(残業代込み)、妻18万円(短時間勤務)。倍以上の差があるが、基本給は同じ28万円。今までの日本では、転勤も残業も制限なくできて新卒でないと給料の高い正規雇用の職に就けなかった。夫婦ともにそのような働き方では子どもが育てられないため、妻がセーブするしかなかった。(40代女性・宇都宮市)
 
 「イクメン」「男性の育児参加」と言う言葉がおかしいと思われる社会になってほしい。自分の子どもを育てるのは当たり前。(40代女性・宇都宮市)
 
 会合で男性が多い場合、女性が発言することに抵抗を感じる人が多い。男性のみならず、女性でも。(60代女性・宇都宮市)
 
 「女だから」とか「女のくせに」と言われると、かわいそうな人だなと感じてしまう。(50代女性・小山市)
 
 60歳以上の人は、「女の人は主婦」という考え方が根付いている。(60代女性・宇都宮市)
 
 性差はあるのが必然なので、両性の不足するところを補い合えればいい。(60代男性・真岡市)
 
 女は家事をすべきという意識が強く、仕事をして稼いでくれば偉いという感じがまだまだ根強い。(60代女性・宇都宮市)
 
 性差の区別と差別が混同されている。(40代男性・足利市)
 
 現役時代、上司は男性ばかり。女性は独身者がほとんどだった。(60代女性・宇都宮市)
 
 男女の平等、不平等とは何なのか。よく分からない。(60代男性・さくら市)
 
 働く女性としてたくさん不満はあるが、一つ漏らすなら、電話は女性が取るのが当たり前なのが不満。女性が出た方が印象が良いというのは言い訳だと思う。男性も印象の良い話し方をするよう努力すべきだ。電話対応にかかっている時間も加味して実績を考えるべきだ。そもそも会社用携帯に直接かけてもらえるよう促すべきだ。(40代女性・宇都宮市)
 
 いろいろな団体活動で「女性委員会」があるが、なぜ女性が別になって活動するのか。男女一緒で良いと思っている。制服が男女で分けられていることも不満。(50代女性・宇都宮市)
 
 男性が子育てや家庭の仕事を行うことが社会的に期待されるようになってきた一方で、社会的には育児休暇などの取得に対して偏見を持たれているため両立できない。(40代男性・那須烏山市)
 
 「主婦」と言われますが、「主夫」もだんだん増えつつあります。しかし、まだまだ少ない。なぜか。社会がまだまだ男性中心だから。全ての会社や公務員組織で男女関係なく育児休暇を同じ期間取得できる体制が整えば、男女不平等はなくなると思う。(60代男性・日光市)
 
 親や親戚から、結婚をする前提で話をされることがある。(20代女性・栃木市)
 
 夫婦間の男尊女卑的なムードを親世代(70代以上)には強く感じる。(50代女性・栃木市)
 
 結婚するとき、夫にも誰にも何も聞かれず、当たり前に自分が名字を変えた。それでいいかという選択は全く与えられず、自分自身もその時まで考えつかなかったことに、根付いてしまった不平等を感じた。(30代女性・下野市)
 
 男女共同参画をうたえばうたうほど、女性らしさを強調したイベントが多いように感じる。性差を強調したいのか、垣根を低くしたいのか目的が見えてこない。身体的性差を受け入れた状態で誰もが過ごしやすい公平性のある社会を目指すべきだ。(30代男性・宇都宮市)
 
 まだ子どもが1人しかいなかった時のこと。たまたま子どもと庭で遊んでいたら、近所の老人(男)に「早く仕事を辞めて2人目の子どもを」と言われた。自分の子どもは結婚適齢期を過ぎていても結婚すらしていないのに、どうして他人に無責任なことを言えるのか。女が仕事を辞めて子どもを産む時代はとっくに終わったのに。腹立たしく、それからあいさつすらしていない。(30代女性・日光市)
 
 現在、日本をリードしている人は男性がほとんど。男女の不平等を議論する環境が整っていない。(60代男性・下野市)
 
 女性が「女性」を出して男性に対して不平等を与えている。指摘されると口論になり、論点が必ず変わる。(50代男性・那須塩原市)
 
 男女平等の意味をはき違え、女性に任せている家事に対して「金を生まない仕事」と言い、体力などの配慮をせず「同等に稼いでこい」と言う男性がまだいるので、どうにかならないものかと感じる。(50代女性・宇都宮市)
 
 子どもの体調不良や学校からの呼び出しでは母が仕事を休む。女性の家事育児分担が多い。(40代女性・宇都宮市)
 
 70代の義母は「女として」「妻として」「母親として」「嫁として」「家として」といった昔ながらの古めかしい価値観で生きてきたと強く感じる。それをさも正しいかのように押しつけるのはやめてほしい。(40代女性・宇都宮市)
 
 男性だから仕事に邁進(まいしん)して当たり前、女性だから家庭を優先しなければ…と昔から言われるが、男性も女性も仕事に邁進したい人もいるだろうし、家庭を優先したい人もいる。どっちがどうこうではなく、好きな選択をさせてほしい。自由に選択させてほしい。(30代女性・真岡市)
 
 男女平等と言うが、最近の企業は女性社員に過保護過ぎる感じ。(50代男性・宇都宮市)
 
 生活の中で「手伝う」という言葉は、子どもだけで十分だと思う。(30代女性・宇都宮市)
 
 意識的に男女平等を考えようとはしているが、どうしても「ここは男の人を立てるべきだ」と思ってしまう自分がいる。例えば、仕事をしている父も専業主婦の母もどちらも家事をすべきだと思う一方で、父に「家事やって」とは直接言えない。(20代女性・宇都宮市)
 
 女性がもっと活躍できる社会になるべきだと思っているが、いざトラブルなどがあると「女性だからできません」「困ります」などの発言をする人が少なからずいるので、男性女性問わず責任感を持って取り組んでもらいたい。(50代男性・宇都宮市)
 
 家事を仕事と思う人が少ないと思う。(40代女性・高根沢町)
 
 女性活躍支援は制度でやるものではない。(40代男性・県外)
 
 結婚して三、四十年たった現在も夫中心の生活が続き、女性の家事からの解放は夫の死後しかない。子ども世代には、パートナーとして協力し合って人生を楽しんでほしい。(60代女性・那須塩原市)
 
 「男女平等」と無理に言うことはないと思う。男女それぞれを尊重すべきだ。(40代男性・宇都宮市)
 
 世の中的には不平等はたくさんあるけれど、私自身は話し合って不平等を感じていない。(40代女性・小山市)
 
 家庭において、男子は家事をしなくてもまだまだ怒られない。(40代女性・宇都宮市)
 
 男女にかかわらず、特定の性別の人はこうするべきだという考え方を押しつける人が減ってほしい(20代男性・宇都宮市)
 
 アルバイト募集などでホール担当は女性しか雇わないなどの不平等が感じられる。(20代女性・真岡市)
 
 高校ぐらいまでは学校で男女平等な環境が成立しているが、社会に出た途端に男性優位があふれ出す。努力しても評価されない環境で女子は混乱して心を病むだろう。性別ではなく個性に合った評価を望む。(40代女性・宇都宮市)
 
 マッチングアプリなどで男性は高額払いで女性は基本的に無料なのはどうかと思っている。(30代男性・宇都宮市)
 
 「女のくせに」という言葉をなくせば不平等がなくなる。(80代男性・栃木市)
 
 PTA役員、授業参観、子どもの体調不良で仕事を調整するのは主に女性。それなのにPTA会長などの重要な役は男性が就いている。女性は飲みに行く時に夫に育児を頼み、罪悪感の中で出かけなければならない。夫の転勤についていくために仕事を辞めなければいけないので、自分のやりたいことをかなえにくい。女性議員が少ないので、女性目線の声が届きにくい。(40代女性・足利市)
 
 女尊男卑になっている。女性だけが得をする場面(レディースデーなど)はあっても男性に相応のものがないことが多く、普段男女平等を叫んでいるフェミニストもこういうことには口をつぐむのは都合が良すぎる。(40代男性・壬生町)
 
 夫と育児を対等にやっていて夫ばかり褒められる。(30代女性・栃木市)
 
 家事のほとんどを家内がしている。大変だなと思っているが、なかなか私はできていない。(70代男性・真岡市)
 
 男女平等を振りかざして体の小さい女性に重いものを高い場所に乗せる仕事をさせるのは駄目だと思う。逆に、できることでも「できない。やって」と甘えられることが多いので、それも駄目だと思う。ちなみに、私は働きながら一切の家事や育児をやっています。(50代男性・益子町)
 
 昭和時代に生きてきて男子と女子の「こうあるべき」が当たり前だったが、時代が変わり、男子と女子で協力し合っている若者たちがうらやましい。逆に男子は大変だろうなと思う。(60代女性・宇都宮市)
 
 男女平等で働かなくてもいいと思う。明らかに体力には差があるので、残業や休日出勤などを同じくらいにしようとしたら体が壊れる。(20代女性・宇都宮市)
 
 職務中に男性職員と同じ方法・内容で対応しても、「女性なのによくやってくれている」と言われる。特に年配の男性から言われることが多い。相手は褒めているつもりかもしれないが、見下されているように感じる。(30代女性・宇都宮市)
 
 ホームセンターで仕事をしている。お客さまから「男の人呼んできて」と言われる。でも、ほとんどのことが女の私でも分かることだ。(60代女性・宇都宮市)
 

(随時掲載)

 ジェンダーギャップに関する不満や体験談などは、下野新聞社編集局ジェンダー取材班(メールgender@shimotsuke.co.jp、ファクス028・625・1185)まで。年齢、性別、在住市町村を明記して下さい。専用QRコードからも投稿できます。