バスケットボールB1東地区の宇都宮ブレックスは29、30の両日、大津市の滋賀ダイハツアリーナで西地区の滋賀と対戦する。2連戦でブレックスが2勝すれば無条件で、1勝1敗でも秋田の結果次第で地区3位が確定する。

 前節のブレックスはアウェーで秋田に2連勝を飾った。第1戦は主導権を握ったまま86-72で快勝。第2戦は最大18点ビハインドを後半に追い上げ85-80で逆転勝利を飾った。成績は29勝27敗で地区3位。

 今季初対戦の滋賀は13勝43敗で地区最下位。激しいB1残留争いの中にあり、ホーム最終節ということもあって気迫を前面に出してぶつかってくることが予想される。直近5試合で勝利がないが、毎試合80点近くを奪っている。1試合平均12・4得点と飛躍を遂げている前ブレックスのテーブス海(かい)や同19・8得点のクロアチア人センター、イヴァン・ブバら軸となる選手を乗せると厄介だ。

 前節から中6日とリフレッシュして臨めるだけに、ブレックスとしては立ち上がりから攻勢を強めて主導権を握りたい。