【宇都宮】小学生が議会を模擬体験する市議会小学生会議が28日開かれ、昭和小の6年生53人が質疑や採決などを体験した。
市議会の仕組みや役割を理解してもらう狙い。この日は2グループに分かれ、架空の「しょうわ公園」建設費用に関する議案を審議。実際に議長や議員、市長らの席に座り、質問や答弁、採決を体験した。
見学した熊本和夫(くまもとかずお)議長は「25歳になれば立候補の権利を持つ。議会や政治を勉強し、興味を持ってもらいたい」と呼びかけた。
副市長役を務めた阿部和奏(あべわかな)さん(11)は「議会の仕組みが分かった。動画で本物の議員のやりとりを見てみたい」と話した。