バスケットボールB1東地区の宇都宮ブレックスは6、7の両日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で、既に同地区優勝を決めている千葉Jと今季最終節を戦う。リーグ最高勝率の強豪に前王者の意地とプライドを懸けて挑みたい。
前節のブレックスは滋賀に2連勝し東地区3位が決まった。第1戦は攻撃がさえ86-74。第2戦も主導権を譲らぬまま81-68で快勝し、連勝を今季最長の6に伸ばした。通算31勝27敗。
千葉Jとは今季リーグ戦と天皇杯で戦い3戦全敗。盤石の戦力を誇るリーグ優勝候補に対し、比江島慎(ひえじままこと)は「完璧に近い戦いをしないと勝てない」と気を引き締める。リバウンドで互角以上、ルーズボール争いでも先手を奪うことが求められる。遂行力と集中力を40分間保ちたい。
ブレックスはチャンピオンシップ進出を逃して以降、この2連戦の勝利に照準を合わせてきた。佐々宜央(さっさのりお)監督は「最後に一番良い相手とやらせてもらえる。勝つことしか考えていない」と言い切った。