試合終了のブザービーターで勝利を決め、喜ぶ比江島(左から2人目)ら=日環アリーナ栃木

 バスケットボールB1は7日、宇都宮市の日環アリーナ栃木ほかで12試合が行われ、東地区の宇都宮ブレックスは千葉Jに82-80で競り勝った。通算成績32勝28敗の東地区3位で今季の全日程を終えた。

 ブレックスは第1クオーター(Q)で先行されたが鵤誠司(いかるがせいじ)、グラント・ジェレットらの得点で追い上げ14-18。第2Qは比江島慎(ひえじままこと)の得点で反撃。中盤に6点差をつけられたが高島紳司(たかしましんじ)の3点シュートなどで盛り返し35-36で折り返した。

 第3Qはジェレットと渡辺裕規(わたなべひろのり)の3点シュートなどで55-57。第4Qは主導権が激しく入れ替わる展開となり、残り51・3秒で比江島のリングアタックから78-77とリード。粘る千葉に残り10・9秒で80-80と追い付かれたものの、最後は比江島のブザービーターで振り切った。比江島は両チーム最多の26得点。

 この日は5425人が来場し、2日連続で県内ホーム最多入場者数を更新した。