電灯を取り付ける足利大の学生ら

「ぱっと二条プロジェクト」に取り組む溝口さん(右)と熊倉さん

電灯を取り付ける足利大の学生ら 「ぱっと二条プロジェクト」に取り組む溝口さん(右)と熊倉さん

 【佐野】昭和40、50年代の雰囲気が色濃く残る家屋や路地裏を活用し、人々が集う「界隈(かいわい)」としての再生を目指す市民有志のプロジェクトが注目を集めている。市内の建築士や不動産業者らが中心となり、佐野駅近くの通称「二条通り」の一角を舞台に、古い建物や細い路地などの特徴を生かしたまちづくりを進めている。

 事業の名称は「ぱっと二条プロジェクト」。40代の溝口泰史(みぞぐちたいし)さん、熊倉(くまくら)ナオキさん、若田部賢(わかたべさとし)さん、堤崎徹(つつみざきとおる)さんの4人が中心となり、多くの協力者がサポートする。