バスケットボールB1宇都宮ブレックスは20日、栃木県宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮でファン感謝デーを行った。来場した約3200人やライブ配信を通して見守ったファンに今季の後押しへの感謝を伝えた。
冒頭、藤本光正(ふじもとみつまさ)社長が「多くの期待を寄せていただいたにもかかわらず目標を達成できず申し訳ない。それでも最後まで戦い抜けたのは皆さまのおかげ」などとあいさつ。専属チアリーダー「ブレクシー」のパフォーマンスに続き、グラント・ジェレットを除く13選手がコートに立ち、ファンの歓声に応えた。
選手たちは2チームに分かれてゲーム対決を実施。にこやかな笑顔を見せ、軽妙な掛け合いで会場の笑いを誘っていた。
最後に選手とスタッフが一人ずつ感謝の言葉を述べ、田臥勇太(たぶせゆうた)主将は「いろいろなことがあったがチームが最後まで崩れずにいられたのは今季の強さであり、それができたのも皆さんの応援があったからこそ」と感謝した。田臥主将のファンという中学1年阿久津幸愛(あくつしあ)さん(12)は「楽しかった。みんなが笑顔で幸せな時間だった」と笑顔で話した。