炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職

炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職

炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職

炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職

炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職 炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職 炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職 炎と灰の熱さの中、火渡りする伊東住職

 【宇都宮】田下町の多気山持宝院山麓道場で21日、「多気山大火渡り祭」が行われ、訪れた人たちは灰の上を渡って無病息災や除災開運を祈った。

 山伏姿の修験者がほら貝を響かせながら、弓矢や刀などの法具を使って場を清める儀式を執り行った。炉に火が放たれると白煙と大きな炎が立ち上り、30分ほどで燃え落ちた。

 伊東永人(いとうえいじん)住職は大きさ約1・5メートルの本尊札を抱え、まだ火が残る灰の上をはだしで勢いよく歩き、檀信徒らが続いた。宇都宮市宝木町1丁目、福田保(ふくだたもつ)さん(80)は「健康を願って歩いた。来年も来られるように1年無事で過ごしたい」と話した。