協定書を交わした柿沼社長(左)と大川市長

 【栃木】市と自転車ロードレースチーム宇都宮ブリッツェンの運営会社サイクルスポーツマネージメントは19日、市がチームの育成部門のホームタウンとなる協定を締結した。昨年4月に市が藤岡渡良瀬運動公園内に整備した「わたらせサイクルパーク」の会場使用などで協力する。

 市と同社は、渡良瀬遊水地が大会の会場として使用されたことや、太平山周辺を冬場の練習で活用していたことから2020年6月、地域活性化と健康づくりを進めるため連携協定を締結していた。

 今回の協定は、市が小学4~6年生の「ブリッツェン☆ステラ」、中学生-社会人の「ブラウ・ブリッツェン」のホームタウンとなる内容。練習やレース、イベント開催時の会場確保や双方の周知広報活動、地域貢献活動などで連携していく。

 この日は柿沼章(かきぬまあきら)社長が市役所を訪れ、大川秀子(おおかわひでこ)市長と協定書に署名した。大川市長は「可能性ある若者の人材育成に期待している」とあいさつ。柿沼社長は「次世代の夢発祥のフィールドとなればうれしい」と話した。