【高根沢】宝積寺の手芸教室「キルト・フレンズ」によるパッチワークキルト展が25日、石末の町歴史民俗資料館で始まった。20人の生徒が約200点を展示している。28日まで。
矢野悦子(やのえつこ)さん(67)が代表を務めるキルト・フレンズは週4回、矢野さん宅で教室を開催。町内をはじめ那須烏山市や宇都宮市などから生徒が集まっている。
過去には東京ドームで開催された「国際キルト展」の個人部門で矢野さんが、団体部門ではキルト・フレンズとして入選した実績を持つ。同資料館での開催は2012年以来という。
展示は、大きさ縦約230センチ、横約180センチのベッドカバーをはじめ、タペストリー、バッグ、ポーチなど。布を細かく切ってつなぐなど全ての工程を手縫いで仕上げた。
矢野さんは「制作には1年以上かかるため、作品展も2年に1回のペースです。芸術のような作品を見てほしい」と来場を呼びかけている。
午前10時~午後5時(28日は4時)。作品は一部予約販売可。6月3、4の両日は、矢野さん宅で展示即売会も開催する。
(問)同資料館028・675・7117。