県警は28日、サッカーJ2栃木SCとファジアーノ岡山の試合が行われた宇都宮市西川田2丁目のカンセキスタジアムとちぎで、自転車盗などへの注意を呼びかける広報活動を行った。
刑法犯の認知件数急増に伴う「緊急犯罪抑止週間」の取り組みの一環で実施。県警本部生活安全企画課と宇都宮南署から計15人が参加した。入場ゲートで自転車の鍵かけなど防犯対策を掲載したチラシ2枚、計600セットを来場者に配布した。
黒嶋聡(くろしまさとし)犯罪抑止対策官は「犯罪被害に遭わないように防犯意識を高めてほしい」と話した。
また、県民の防犯意識向上に貢献したとして、県警から栃木SCのマスコットキャラクター「トッキー」に感謝状を贈呈。ハーフタイムにピッチで県警の高木克尚(たかぎかつひさ)生活安全部長が「元気いっぱいに広報活動をしてくれた」と感謝状を読み上げ、手渡した。