楼門の基礎の下から発見された遺構(市教委文化課提供)

 【真岡】高田の高田山専修寺(たかださんせんじゅじ)にある国重要文化財「楼門」の保存修理工事に伴う解体調査で、楼門が1691年に建立され、過去5度修理されていたことが29日までに、新たに分かった。楼門の基礎を掘って調べたところ、建立よりもさらに古い時代の溝や建物跡の可能性がある遺構なども見つかった。市教委文化課と寺は6月24日、現地で成果に関する報告会を開催する。