2022年度に県内のハローワークを通じて就職した障害者は前年度比103人(5・6%)増の1933人で、新型コロナウイルス禍前の19年度を超え過去最高となったことが3日までに、栃木労働局のまとめで分かった。新規求職申込者数も3752人で、330人(9・6%)増加した。障害者の中には基礎疾患がある人も多く、コロナ禍では当初、求職を避ける傾向もあった。一方、22年度は行動制限の緩和など世の中の状況も影響し、求職意欲の増加につながったと労働局はみている。