自殺防止のための電話相談を行う「栃木いのちの電話」(青木勲(あおきいさお)理事長)が2022年に受信した相談は前年比1254件増の2万1799件で、5年ぶりに増加したことが9日までに、同事務局のまとめで分かった。新型コロナウイルス禍で活動できなかった相談員が復帰し、受信体制がコロナ前に戻ったことなどが要因という。自殺をほのめかす「自殺傾向」は2年連続で増えており、大橋房子(おおはしふさこ)事務局長は「困っている時こそ発信してほしい。話をすれば心の負担も軽くなるはず」と話す。
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