ヒマワリの種をまく児童

 【那須塩原】前弥六南町の市役所新庁舎建設予定地でこのほど、付近の小中学生や地域住民ら約260人がヒマワリの種まきに取り組んだ。8月ごろにはヒマワリ畑となる見込み。

 新庁舎建設が始まるまでの間、花を植栽し良好な景観づくりをしようと、地元の「東那須野地区ふれあい推進協議会」が主催し初めて実施した。

 大原間小と波立小の6年生、東那須野中の1年生と地域住民が参加。参加者は汗を拭いながら、予定地のうち約5千平方メートルに種をまいた。別の日にも地域住民が種をまいており、まいた範囲は計1万平方メートルになる。

 同協議会は、3校から募集していたヒマワリ畑の愛称が「花いっぱい夢いっぱい広場」に決定したことも発表した。

 東那須野中の荒井(あらいなつみ)なつみさん(12)は「(予定地に近い)那須塩原駅を降りて最初にヒマワリが目に入るようになったらうれしい」と開花を楽しみにしていた。