サッカーJ2第21節の栃木SCは18日午後6時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで首位の町田と戦う。前節で無得点に終わった攻撃の質を高め、前半戦最後を白星で締めくくりたい。
11日の徳島戦は前半26分に失点し、これが決勝点。高い位置でボールを回収しカウンターを仕掛けたものの、シュート数は前後半で5本のみだった。時崎悠(ときさきゆう)監督は「ボールを奪った後にペナルティーエリア内に入っていく迫力はなく、ミスでボールを失った」と反省点を挙げた。
町田は通算14勝3分け3敗で、2位大分に勝ち点8差をつけて首位を独走。11失点はリーグ最少。昨年まで高校サッカー界の強豪・青森山田を率いた黒田剛(くろだごう)監督が今季から指揮を執り、連動したプレスで前線からボールを奪う戦術を浸透させた。
攻撃は外国籍のFW2人が中心。ロングスローなどセットプレーも得意としており、栃木SCはしっかりと警戒したい。