きらり館で開かれているコウノトリの写真展

無料配布された御朱印と缶バッジ

きらり館で開かれているコウノトリの写真展 無料配布された御朱印と缶バッジ

 【野木】渡良瀬遊水地で国の特別天然記念物コウノトリのひな2羽が誕生したのを記念し、町観光協会は17日、友沼の町ボランティア支援センター「きらり館」で御朱印カードを無料配布した。

 配布は3年連続3回目。毎年絵柄を更新しており、今回は200枚を用意した。絵は町在住の漫画家赤羽(あかばね)みちえさんが手がけた。町観光コンシェルジュらが毛筆で、愛称の「小白(こはく)」「千歳(ちとせ)」のほか「寿 誕生記念」などと記した。缶バッジも製作し10日に配布を始めたが、愛称が決まっていなかったため、御朱印は引換券を発行し準備を進めていた。

 同協会理事の浜田敏路(はまだとしみち)さん(81)は「コウノトリは近くにいるが意外と町民が見る機会は少ないので、PRに努めたい」と話した。

 同館では、NPO法人「わたらせ未来基金」が撮影したコウノトリの写真展を7月2日まで開催。富士山や加須のジャンボこいのぼりを背景にした近影20点を展示している。午前9時~午後4時。月曜休館。無料。(問)同館0280・23・1231。