参政党県連が次期衆院選栃木1区にコンサルティング会社代表大森紀明(おおもりのりあき)氏(52)=宇都宮市野沢町=を擁立することが18日、分かった。同党が県内小選挙区に候補者を擁立するのは初めて。
大森氏は4月の宇都宮市議選に無所属で出馬し落選した。5月、政治理念や政策面で共感を覚えていたという同党に入党し、手続きを経て公認が決まった。
下野新聞社の取材に大森氏は「子どもたちの未来のために日本を変えたい。人生を懸けて働きたい」と話した。教育や農業政策、悪性リンパ腫に罹患(りかん)した経験を踏まえて予防医療の充実に取り組む考えという。宇都宮市生まれ。獨協大卒。
1区には自民党現職の船田元(ふなだはじめ)氏(69)、立憲民主党新人の板津由華(いたづゆか)氏(35)、日本維新の会元職の柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(54)が出馬を予定している。