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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（米国立アレルギー感染症研究所提供）

　県は22日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。12～18日の１週間に報告された感染者は計２６０人で、１機関当たりの平均は３・42人。前週（５～11日）の計２６６人、１機関当たりの平均３・50人に比べて微減となった。定点把握の発表は６週目で、感染者が前週を下回ったのは２週連続となる。

　６保健所の管内別で１機関当たりの平均で最も患者数が多かったのは県南で４・76人。県北が４・64人、県東が３・00人、安足が２・55人、宇都宮市が２・44人と続き、最も少ない県西は２・25人だった。

　年代別では10歳未満が最多の50人。10代41人、50代37人、20代30人、30代29人、40代26人、60代21人、70代19人、80歳以上７人。10代以下が全体の約３分の１を占める。

　クラスター（感染者集団）は医療機関と高齢者施設で１件ずつ発生した。

　また、新規入院者は前週比29人減の39人。１週間平均の入院者は72・４人で、前週比３・２人減だった。