24日に日光市で開幕する先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合。日本のジェンダー(社会的性差)平等が世界的に遅れている中、現状をどう受け止め、国内初開催となる同会合に何を期待するか。ジェンダー研究に取り組む茨城大の清山玲(せいやまれい)教授(61)に聞いた。
-日本の現状をどう見ているか。
「男女雇用機会均等法の成立から35年以上経過したが、経済分野のジェンダー平等は世界水準に全く追いついていない。日本は管理職に占める女性割合の男女差が突出している特殊な国。G7の他6カ国はすでに、次のステップに進んでいる」
-経済分野での格差是正が、ジェンダーギャップ解消の鍵になるか。
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