【大田原】佐良土小の6年生10人が28日、地元の光丸山法輪寺を訪れ、本堂に設置された七夕飾りに全校児童33人の願いが込められた短冊を飾った。
七夕の時季に合わせて開催している「星まつり」の一環。児童たちは「ホームランが打ちたい」「平和な世界になりますように」などそれぞれの願いが書き込まれた短冊を、高さ約3メートルのササの葉に結び付けた。
「習字が上手になりますように」と書いた鈴木蒼(すずきあおい)さん(11)は「初めて飾り付けをして楽しかった」と笑顔。若水厚淳(わかみずこうじゅん)副住職(40)は「(本年度末で閉校する)佐良土小の子どもたちと、最後に一緒に飾り付けができて良い思い出になった」と話した。
「星まつり」は7月9日までで、期間中は参拝者には短冊を無料配布している。同2日には「風鈴まつり」を開催し、小砂(こいさご)焼の絵付け体験や御朱印帳作りなども楽しめる。(問)同寺0287・98・2606。