【矢板】第16回真中満(まなかみつる)杯中学硬式野球矢板大会(真中満栃木後援会、市スポーツ協会主催)が15日、矢板運動公園野球場で開幕し、大田原市出身でプロ野球東京ヤクルトスワローズ元監督の真中満さん(52)が開会式で選手を激励した。
16チーム(県内11、県外5)の約320人が参加し16日まで熱戦を展開する。新型コロナウイルス禍で県外チームの参加、開会式実施はともに4年ぶり。
開会式で真中さんは「皆さん、一つのチーム。支え合って素晴らしい大会になることを祈る」とエールを送った。栃木さくらボーイズの小林奏音(こばやしかなと)主将(14)が「一番近くで支えてくれた両親に感謝し、相手を尊重し全力でプレーする」と選手宣誓した。
始球式は斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長がバッター、市議が審判を務め、真中さんが捕手の高橋克法(たかはしかつのり)参院議員へ左腕から1球を投じ会場を沸かせた。