栃木県那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭ら3人の第8回公判が21日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。事故当時、講習会に参加していた別の高校の山岳部の元生徒2人が検察側証人として出廷した。安全な訓練範囲を定めていたと主張する被告側に対し、2人は「訓練開始前に訓練範囲や行ってはいけない場所、最終目的地の説明はなかった」と証言した。
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