後半18分、PKで自身2点目を決め、喜ぶ栃木SCのFW大島(左から2人目)=カンセキスタジアムとちぎ

 サッカーJ2第28節は29日、各地で10試合が行われ、栃木SCは宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで甲府と対戦、FW大島康樹(おおしまこうき)の2得点の活躍などで3-0と快勝した。5試合ぶりの白星で通算7勝10分け11敗、勝ち点31で17位に浮上した。

 11試合ぶりに先発した大島は前半38分、DF大森渚生(おおもりしょう)の右CKを頭で合わせ、今季初ゴール。後半18分は自ら獲得したPKを落ち着いて決めた。ロスタイムには途中出場のFWイスマイラが出場2試合目でチーム初得点を挙げた。守備でもGK藤田和輝(ふじたかずき)を中心に度重なるセットプレーを耐え続け、2試合ぶりの完封で締めた。

 次節は6日午後7時から前橋市の正田醤油スタジアム群馬で群馬と戦う。