9回、富山が右翼線際に適時二塁打を放つ=小山運動公園野球場

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)は22日、小山運動公園野球場で福島と対戦し2-10と大敗した。連敗で通算成績は30勝2分け29敗。南地区首位はキープしたものの、2位の埼玉に0・5ゲーム差に迫られた。

 栃木GBは先発の中山貴史(なかやまたかし)が四回まで一人の走者も出さない完璧な投球を披露。しかし、五回に守備の乱れや暴投などで4点を失い、主導権を握られた。七、八回に1点を追加されると、九回には適時打などでさらに4点を献上し万事休した。打線は八回まで散発4安打と打ちあぐね、九回に代打・富山太樹(とみやまだいき)の適時二塁打などで2点を返すのがやっとだった。

 栃木GBの次戦は26日午後1時から、佐野市のエイジェック佐野野球場で埼玉と対戦する。