小川来希

 第10回全日本UJボクシング王座決定戦が27日、大阪府門真市のラクタブドームで行われ、小学生男子(1ラウンド1分30秒×3回)の46キロ級で、東日本王者の小川来希(おがわらいき)(宇都宮市陽南)が西日本王者の長崎県の選手を3回23秒レフェリーストップ(RSC)で下し、全日本王者に輝いた。関係者によると、県勢小学生の全日本チャンピオンは初めて。

 小川は、第1ラウンド開始直後から積極的に前に出て試合を優位に進めた。第2ラウンドにスタンディングダウンを奪うと、最終の第3ラウンドも攻めの姿勢を貫き、右ストレートを決めてこの試合2度目のスタンディングダウンを奪い、勝負を決めた。